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プレゼンテーションスキル

プレゼンテーションスキル

プレゼンテーションスキルを高める4つの方法

聞き手を魅了し、自分の伝えたいことに多くの人から賛同が得られるプレゼン力を身につけるには、プレゼンの準備段階と本番で必須のスキルが求められます。そのポイントを4つの観点から紹介していきます。

1.目的を念頭に置く

プレゼンテーションを実施する目的を押さえます。①聞き手に何を伝えたいのか、②聞き手に何を考えて欲しいのか、③聞き手にどのような行動を起こして欲しいのか…などです。例えば社内の会議で次年度の方針を発表するとします。その目的は聞き手に方針を理解納得して貰うためなのか、会社の課題に対し解決策を考えて貰うためなのか、また具体的な行動まで求めるためなのか…その目的の違いによって準備するプレゼン資料や、やり方が変わってきます。従って目的とゴールを明確にする必要があります。そうすることでプレゼンテーションの軸がブレなくなります。

2.聞き手を理解する

プレゼンテーションを行う相手の属性を押さえます。①聞き手が期待していること、②聞き手が抱えている悩み、③聞き手が共感しやすいテーマ…などです。中でも聞き手の多くから共感を得れば、プレゼンテーションは半分成功と言っても過言ではありません。そのためには聞き手の職業、年齢、性別、経歴、趣味や知識レベルまで事前に把握しておくと良いでしょう。聞き手のことを知れば知るほど、聞き手の視点に寄り添うことができ、伝える情報を選別したり聞き手に配慮することができます。

3.話し方に配慮する

プレゼンテーションは、話し方ひとつで説得力が大きく変わります。特に意識してもらいたいことは、①声の大きさ、②スピード、③間…の3つです。聞き手の数が多くなるほど、普段より大な声で話さないと全員には伝わりません。また専門用語や難しい言葉を使う時はゆっくり目のスピードで話したり、話が変わる時は間を空けるなど相手にとって聞き取りやすい話し方を意識してください。初心者の人は自分の声やプレゼンテーションの様子を録画し、チェックすることをお勧めします。

4.全身で伝える

プレゼンテーションの中で、“ここはぜひ、強調したい”というところは声を大きくするだけでなく、ボディーランゲージを活用しましょう。手を動かしたりジェスチャーを入れることで、プレゼンテーションにアクセントがつきます。ただし常に動いていると、目障りになる可能性があるので“ここぞ”という時にボディーランゲージを活用してください。

説得力のあるプレゼンテーションを実現するためのフレームワーク

1.プレゼンテーションの主な構成

プレゼンの基本構造は3つに大別されます。それは①イントロダクション(導入)、②ボディ(本体)、③クロージング(まとめ)です。先ず導入段階でプレゼンテーションの目的や全体の流れを説明し、聞き手に興味を抱かせます。次に本体、これはプレゼンテーションの核となる部分で背景、提案、結論などをわかりやすく伝え説得力を持たせます。そして最後にまとめ、本体の内容を要約し今後の聞き手に期待することを伝えます。プレゼンはボディに一番時間がかかります。しかしイントロダクションもクロージングも、しっかり作り込むことでプレゼンテーションの精度は上がります。

2.プレゼンテーションのボディを考える際のフレームワーク

プレゼンテーションの核となるボディを考える時に、悩まれたことはないでしょうか。伝えたいことがなかなか浮かんでこなかったり、逆にアイデアが膨らみ過ぎて上手くまとまらなかったりと…。そこで役立つのがフレームワークです。フレームワークを活用すれば、伝えたいこと考えるきっかけになったり、伝えたいことを整理し順序立ててストーリーを組み立てやすくなります。そこで代表的なフレームワークを4つ紹介します。

・SDS法
SDS法とはSummary(要約)、Details(詳細)、Summary(要約)の略語で、構成がシンプルなことから汎用性が高いです。初めに結論を要約して伝え、その背景について説明し、最後に再度全体を要約します。上司に簡単な報告をする時、また関係者に連絡事項を共有する時など、日常の社内業務でも活用シーンが多く幅広い人に伝わりやすいフレームワークです。
・PREP法
PREP法とはPoint(ポイント・結論)、Reason(理由)、Example(実例・事例・具体例)、Point(ポイント・結論)の略語で、ストーリー重視で時間をかけるプレゼン向きです。最初に結論を述べ、次にその理由を説明、事例で理由を補強し、最後に結論を再度提示。結論から入るのはSDS法と同様ですが、その根拠を明確にすることで論理的で説得力が増します。
・DESC法
DESC法とはDescribe(客観的な状況)、Explain(主観的な気持ち)、Specify(提案)、Choose(代案)の略語で、相手に何かをお願いする時や言いにくいことを伝える時、お互いを尊重しながらコミュニケーションを交わす方法です。先ず客観的な事実を伝え、次に感情的にならず素直な自分の気持ちを述べ提案や代案、アサーティブに意見を伝える時に役立ちます。
・FABE法
FABE法とはFeature(特徴)、Advantage(優位性)、Benefit(顧客便益)、Evidence(証拠)の略語で、先ず商品やサービスの特徴を伝え、競合と比較し自社の優位性を説明します。次にその商品を使うことのお客様メリット、そして裏付けの根拠を示します。このフレームワークの特徴は分析で、多面的な比較と数字の活用で社内稟議や提案営業に活用できます。

プレゼンテーションスキルを支えるコミュニケーション力

1.プレゼンテーションにおけるコミュニケーションの重要性

相手に何かを伝えるとき、コミュニケーションが必要となってきます。プレゼンテーションを行うのは自社が提案する商品やサービスなどの魅力を明確に伝えることですし、その上でビジネスパートナーを募る、商品やサービスを購入してもらうという流れになります。プレゼンでは取引先やクライアントにしっかりと話の内容を伝える必要があり、そのためには何よりもコミュニケーションスキルが必要となります。コミュニケーションがしっかり取れれば意思の確認をしながらスムーズに話が進み、より中身の濃いプレゼンも可能になるでしょう。
「相手に伝える技術」というのは「コミュニケーションの技術」です。つまり、コミュニケーションスキルが上がれば、自然とプレゼン力も向上するのです。そのためにはコミュニケーション教育、コミュニケーション訓練も必要になってくるでしょう。現在多くの企業でコミュニケーション研修が行われているのにはこうした背景もあるのです。

2.コミュニケーションを磨く方法

ビジネスに必須となるコミュ力を磨くには、具体的にどのようなことをすれば良いのでしょうか。先ほどコミュ力を磨くことがプレゼン力向上にも結び付くというお話をしましたが、そのためには何をすればいいのかと悩む方もおられるでしょう。
さまざまな方法があげられますが、まずは自分が話したいことをより具体的に伝える意識を持つことです。より具体的で分かりやすく話そうと努めれば、相手に自分の気持ちが伝わりやすくなるものです。そこを意識するだけでも随分変わってくるでしょう。また、相手の気持ちを具体的に考えること、分かりやすいように例え話などを上手に使うといったことも大切です。
コミュニケーションスキルは一朝一夕に身につくものではありませんし、頭では理解できても、すぐ実践できるようなものでもありません。日頃から常に意識することが大切ですし、普段からたくさんの人と会話を交わしトレーニングする必要もあります。常に意識的にコミュ力向上に努めていれば、何気ない会話もトレーニングになりますし、コミュニケーションスキルの向上にも一役買ってくれるでしょう。まずは日頃から常に意識して会話するよう心がけてください。

実践を通じてプレゼンテーションスキルを高めよう

コミュニケーションの本質は伝達です。伝えることと、達することは意味が違います。相手に伝えたいことが達してこそ価値があり、そこをゴールにしてください。そうすると「言ったのに」「伝えたのに」「分かってもらえない」と相手のせいにせず、自分の伝え方を振り返るようになります。向上心が芽生えます。クセを直そうとします。新しい方法を試そうとします。その日常の積み重ねによって、おのずとプレゼンテーションスキルが上がっていきます。

コラム作成日:2021年02月17日

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