本当にあったNG理由

目次
面接官を置いてきぼりのダラダラ長話
面接に力が入りすぎている人に多いNGケースを紹介します。
その男性は、入室の段階から元気が良く、非常に好感の持てる方だったのですが、とにかく話が長い方でした。
冒頭の自己紹介を例に挙げると、自分がどのような生い立ちなのかを子ども時代にまでさかのぼり、中学、高校、大学と順に説明を始めたそうです。
話が終わったころ、面接官がふと時計を見ると15分が経過していました。
面接官が発するサインを見逃さない
面接は、聞かれたことに答えつつ、自分の強みや個性を面接官に伝える場です。しかし、だからといって何を話してもいいわけではありません。
面接時に注意したいのは、話を聞いている面接官が発するサイン。
面接官の目が泳いでいたり、椅子の背もたれにもたれかかり始めたときは、「尋ねたことに対してピントがズレている」、もしくは「退屈」や「話が長い」ということです。
特に自己紹介は、面接の冒頭でほぼ確実に求められる基本中の基本なので、何を話すか事前に準備しているものと面接官は考えています。
ここをダラダラと話してしまうと、面接官から「最低限の準備もしてこない人」と思われ、ひいては仕事の基本姿勢までも疑問視されることにもなりかねません。
身の上話をするのではなく、仕事上の強みを端的にプレゼンするようにしましょう。時間は長くても3分程度におさまる形が望ましいです。
そのカバン、資料入る?
たまにあるNGケースです。面接官が、面接開始時からずっと気になってしまったのが、カバンの小ささ。明らかにA4サイズの資料が入らないカバンを持ってきた方に資料を渡して大丈夫なのか、面接官も躊躇してしまったそうです。渡した資料は、小さく折りたたまれてカバンにしまわれました。
資料を持参したり受け取ることを想定して
面接を聞かれたことに答える場だと思っている人がいますが、受け身の姿勢で臨む場ではなく、自分から会社の情報を取りにいく場であると考えましょう。
そうすると、おのずと応募書類のコピーを持参することやその場でもらう資料のことに意識が向くはずです。どんな職種の人でもビジネスシーンなら、最低限A4サイズが入るカバンが鉄則。面接官は面接時の印象から、入社後の仕事ぶりをイメージします。
仕事における想定が甘い人だと思われてしまうと、たとえば企業への訪問や打ち合わせの場でも、準備が足りない人なのではないかと評価されてしまいます。
派手なネクタイに目を奪われて…
面接時の服装に関するNGケースです。面接を始めてすぐ、面接官の視線は応募者の「ネクタイ」にくぎ付けとなりました。
それもそのはず、応募者は「骨柄」の派手なネクタイを締めていたのです。
本人はごく普通なのに、ネクタイのセンスだけが独特。面接官はさまざまな疑問が頭をよぎり、応募者の話に集中することができませんでした。
見た目よりも話す内容で印象を残そう
面接時のネクタイは、「スーツに合った、悪目立ちしないものを選ぶ」のがセオリーです。
ネクタイに限らず、スーツや髪型に関しても、自分の趣味やトレンド感よりもTPOを優先しましょう。
このケースでは個性を印象づけようと趣味を優先してネクタイを選んだのかもしれません。本当は「相手がどう思うか」を優先すべきでした。
なにも没個性にする必要はありませんが、見た目で余計なバイアスがかかってしまい、「力を入れるポイントが違う」「面接の場を勘違いしているのかな」と思われる可能性もあります。
面接では見た目や服装で印象に残るのではなく、話す内容で印象に残ることを目指しましょう。
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